費用を把握する

夫婦

葬儀には様々な種類のものがあります。どのような宗教形式に則って営むのかという観点で分類すると、仏式、神式、キリスト教式などに分けることができます。もっとも、最近では宗教色が全くない自由葬が営まれるケースが増えてきていますので、必ず何らかの宗教儀式が行われるというわけではありません。その他に、葬式の規模で分けるという方法もあります。昔から一般的に行われてきた規模の葬式にはこれといった特別な名前が付けられていませんが、ここ数年増えてきた小規模の葬式には家族葬という名前が付けられているケースが多いです。ごく一般的な規模の葬式を営む場合であれば、概ね200万円前後の費用がかかります。一方、規模が小さい家族葬を営むであれば、50〜100万円前後で葬式を済ませられるケースが多くなっています。

昔の葬儀は、宗教儀式を執り行う点に重きが置かれていました。故人と深い繋がりを持っていた人たちが故人と最後のお別れをするために行うというよりも、この世の住人では亡くなった故人が未練を残さずにあの世に行けるようにするために行われる特別な儀式だという意味合いが強くなっていました。なぜそのようになっていたのかというと、死を穢れの一種だとする考え方が浸透していたためです。死を恐れ、忌み嫌う傾向が強かったため、死者との最後の時間を惜しんだりするのではなく、魂を弔うことのみが重視されていました。しかし、時代の移り変わりと共に、人々の死に対する考え方が大きく変わるようになり、現在では、葬儀の際に行われる宗教儀式はほとんど形骸化するに至っています。