サイゼリヤ株と先物のヘッジ

株式会社への投資は、多くの人にとって利益を目的とします。
その利益は購入額と売却額の差額を狙う場合もありますし、長期保有を考えるのであれば配当や株主優待も受けるメリットの一つの形です。

最近は、優待に注目した投資方法も人気があるようです。
サイゼリヤを始めとした外食系の企業では、食事券が株主優待として配られることがあり、人気の高い優待です。

しかし、優待を期待する株式購入には注意しなくてはならない点があります。
それは、優待以上に株価が下落して総合的に損失となる可能性があることです。
優待が対象となる権利が発生する日時は決まっていますので、その日が過ぎたらすぐに売却する人もいます。
場合によってはそれを見込んで先に売る人もいるので、値動きには注意が必要になります。

優待狙いの手法として、現物を買って同時に同じだけ空売りするという方法が紹介されていることもありますが、これもリスクがないわけではありません。
空売りするためには、株を借りてこなくてはいけません。
実際は証券会社のサイトでクリックするだけなので実感がないですが、空売りは他人の株を借りて売るのです。
借りるためには金利が発生するのですが、貸す側が極端に少ない場合には金利分が優待以上になることが増えてきました。
これは同じ手法で優待狙いの方が多くなってしまっているのが原因です。

また、長期保有をしている企業で企業自体の経営は順調であっても、日本市場全体が下落することによって業績の良い企業も引っ張られることがあります。
サイゼリヤは人気もありますし、株主優待も定期的に受け取りたい企業です。
そういう状況では先物によるヘッジも有効です。
日経平均の先物を売ることで全体の下落トレンドをヘッジしながら、サイゼリヤは保有し続ける。
長期で保有する場合には市場全体のヘッジは必要な対応策です。